06/08/14 奥秩父・笠取山を行く!

多摩川の源流探検隊

 

夏休み、うだるような暑さのこの時期は秩父の山ってシーズンオフ?

あ、沢登りは別ですが・・・

前々から行ってみたかった笠取山

水が豊富なこの山は夏に歩くにはちょうどいい!

とにかく気持ちのいい山歩きが出来ましたよ。

自宅をAM3:00に出発。なんか蒸し暑い・・・風がない・・・

青梅街道をひた走り青梅→奥多摩→丹波山村

と来たところで「ちょっと休憩」と思って左側の路肩に車を止めたら・・・

「ぐわっ!!」 

おいらん淵じゃん・・・怖っ!

結局休み無しで一之瀬高原へ

 青梅街道R411、オイラン淵(ググってみてね、怖いよ)を過ぎて

 右ヘアピンの次の左ヘアピンに一之瀬林道の入り口があります。

 ここを右にとって道なりにグイグイと進み 中島川橋 へ

 中島川橋 着 5:10

 ここに車を置き身支度を整える。

 発 5:40

 中島川橋から林道を歩いて作場平口へ。

 途中日山肌を日が照らすようになりました。

 う〜〜〜暑くなりそうだ〜

 作場平口 着 6:07

 こちらにもかなりの台数の駐車スペースがあります。

 ここから出発するのが一般的みたいだけど同じ道をピストン

 するのも面白くないので下山は黒エンジュ尾根にとります。

 立派できれいなトイレもあり。

 発 6:17

 ヤブ沢沿いの登山道は苔マニアにはたまらないんじゃないかな。

 前日の雨に洗われてとてもきれいな緑でした。

 写真がないのは谷筋にはまだ光が差していないので

 ストロボ撮影のさえない写真ばかりで(^ ^;)

 一休坂分岐 着6:50

 沢沿いにまっすぐ進むとヤブ沢峠へ。

 右の尾根「一休坂」をとると尾根上のブナの森を通り笠取小屋へ。

 ベンチがあるのでちょっと休憩

 発 7:00

    10分ほど登ると道標あり

 一休坂道標 7:12

 登りはたいした事ないですよ。

 どちらかと言うと「早く尾根に上がりたい」タイプの人間なので

 こちらの一休坂を選んでよかったかな?

    立派なミズブナ・・・樹齢300年ほどだそうな。

 所々に山と水と木にまつわるお話がプレートに書いてあるので

 それを読みながら歩くと結構勉強になります。

 こういう森を歩くのがたまらない喜び。

 こちらのコースも1,600M付近はほとんど沢の中を歩くような状態で

 とっても涼しい山歩き。

 笠取小屋・水場 8:17

 とりあえずいただきます!おいしい水!!

 笠取小屋 着 8:25

 立派な小屋ですなー。

 テーブルとベンチをお借りして休憩。

 水も豊富だし、今度はテント担いで来よう。

 おにぎりで腹ごしらえ。スポーツドリンクで水分補給。

 ここにも立派できれいなトイレがあります。

 至れり尽くせりだなー、この山。

 発 8:57

 小屋の裏手からきれいに整備された道を行きます。

 尾根に上がると防火帯となり帯状にきれいに刈られています。

 それがかえって奥秩父の山らしくなくちょっといい気分。

 アルプスのお花畑みたいだねー。

 雁峠分岐 9:10

 かなり広い草原に踏み後があちらこちらとあるので少し散策。

 中央の小ピークを登ってみるとそこには「小さな分水嶺」

 のプレートあり。

 小さな分水嶺 9:18 (1,848m)

 ここが山梨・富士川、埼玉・荒川、東京・多摩川の分水嶺に

 なっているらしい・・・マジっすか?こんな小さなピークが?

 でもこんなに立派に整備されているところを見ると本当らしい。

 ふぅ〜ん・・・なんかちょっと得した気分で記念撮影。

 ここまで来てやっとこれから登る笠取山の最後の一仕事が

 確認できます。

 さあ、あと110m、角度にしてどのくらいかな?40°くらい?

 ゆっくりと登ります。

 所要時間30分。

 ちょうど真ん中あたりで一息入れて・・・

 たどり着いた山梨県側の頂上。

 でもここ、頂上じゃないんですよね。

 山梨県の山に結構多いらしい「偽頂上1,931m」(笑

 山梨県側頂上 着 9:55

 本当の頂上はこの先の岩場にあります(左写真の木の中)

 そしてこれが埼玉県側の本物の頂上

 笠取山(1,953m) 着 9:58

 背伸びをすると北東の方角にかろうじて和名倉山が望めますが

 基本的には南側しか展望はありません。

 山頂から大菩薩、富士山方面。

 記念撮影を済ませて展望の利く山梨県側の山頂(?)に戻ります。

 山頂独占。

 上左・国師ヶ岳方面   上右・燕、古札、水晶、雁坂方面。

 ここで突然ナツがシャボン玉を吹き始めました。

 1,900mのシャボン玉・・・これがとてもオシャレでよい感じ。

 大人よりよっぽど余裕があるよねえ。

 あとは下るだけなので頂上でゆっくりと昼食。

 お湯を沸かしてコーヒー&チキンラーメン。

 2パーティー、6人が上がってきたので入れ替わりで出発。

 山頂 発 11:20

 直下の鞍部まで来た道を下ります。

 下りきると左(南側)の林の中にきれいに整備された道があります。

 これが奥秩父の縦走路。

 そしてこの道を水干に向かいます。

 水干 11:51

 水干についてはそれに詳しいHP等があるのでそちらにおまかせ。

 要するに「多摩川の最初の一滴が落ちる所」

 私にとってはそれより重要なのは「最初の流れ」

 そんな訳で水干の5mほど手前「水場口」から沢に降ります。

 つづらおれの道を約3分下るとそれはあります。

 最初の流れ 12:00

 カップを駆使して2Lペットボトルにお土産をゲット。

 発 12:13

 来た道を水干まで登り返して下山にかかります。

 ここからは道標コレクションみたいになっちゃいますが(笑

 黒エンジュの頭方面に約10分、「水干尾根」の道標。

 これを右(南側)に折れてシラベ尾根方面へ

 水干尾根道標 12:25

 これまでの整備された広い道からちょっと新しい尾根道を下って

 将監峠・山の神土と笠取小屋を結ぶ縦走路にぶつかります。

 シラベ尾根道標 12:43

 ここを黒エンジュ尾根へ

 黒エンジュ道標 13:00

 黒エンジュ尾根からスズク尾根とゆったりと下る。

 この下りが結構長い。

 なんか頭痛い、割れそうに痛い。

 気持ち悪い、吐きそう・・・熱中症?なに?つ、つらい・・・

 馬止 13:50 13:55

 ここまで降りてきて完全ダウン。

 少し横になって休む・・・なんなんだ?これ。

 子供が心配そうな顔をしている・・・いかん、これはいかん。

 元気な顔して出発!ここまでくればあと15分も歩けば車道に

 でるはず。

 14:15 中島川橋 着

 お疲れ様!なんとか行程終了。

 お盆休みの真っ只中、青梅街道は大渋滞を覚悟していたんだけど

 意外と空いてましたよ。

 最後の体調不良がなければ最高の山歩きだったんだけど。

 今度は秋にでも来てみようか・・・富士山がきれいに見えるときに。

   
   
   

 

 

 

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